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第一試合は、新世代vsレジェンドという生え抜き同士の闘いとなりました。
今大会No.01のパワーを誇る七瀬選手。
SSS生え抜きの中でも異色といえる存在感を持った選手だと思います。
闘うたびに強くなるというよりも、
よりプロレスというものを自分の実力が発揮しやすいようにしっくりさせているという表現が近いかもしれません。
素の状態ではどのくらい強いのか底が見えず、末恐ろしい選手です。
対するは皆さんご存知、国見奈々選手。
戦績はともかく、受け・攻め、打撃・投げ・関節どれをとっても業界最高クラスの水準でこなすことが出来る彼女は、優勝候補筆頭です。
第二回SSSGP終了時から現在までを最前線で引っ張ってきた彼女にとって、今回のタイトルは悲願そのもの。
王者に値する実績と経験、実力をもった選手といえるでしょう。
2011年現在、過去全てのステージから引退し、SSSGPに焦点を絞っている彼女にとって絶対負けられない闘いが始まります。

試合内容については、これはもう事実上の決勝戦と言っても問題無いレベルです。
対戦カードも豪華、繰り出す技・試合背景、そして決着と壮絶な闘いとはこういうことを言うのではないかと思っています。
誰かやれるものならやってみろ!!という気迫!!国内最強を証明できるクオリティです。
数年前に繰り広げられていたものは勿論、現状のレベルであっても真似できる試合はSSS以外に皆無です。
スープレックス、バックドロップ等の超大技は、難度が最高で危険度も半端ではありません。
SSSマットは本物のリングを使用しており、過去某有名プロレスラーが所有していた由緒ある(?)ものです。
ですので、他のマットでちょくちょく見る、「やたらと跳ねる柔らかい仕様のもの」になっていないので、激突=大ダメージです。
ロープも固いもので、ロープに振られるだけで痛いのです。ですので、勿論繰り出す時点で高難易度ですが、
受ける方は洒落になってない程の痛みを伴っていることをご理解ください。
長々と書いてしまいましたが、要するに本当の痛み、苦しみの中で生まれる激闘を二人は果たしたということです。
これほどの試合をオープニングマッチにもってこられたことを、選手と皆様に感謝します。大事な大事な初戦です。


第二試合は、SSSvsWUWの構図です。
SSS“実力派”アイドルの河愛選手。
あの二岡選手を下したことで注目された美少女レスラーは、SSSGPで新たな進化をみせています。
小さな体で必至に受ける痛々しい姿、必至に立ち上がる姿はまさにアイドルの王道とも言えるものですが、この試合ではS性が開花。
小悪魔的攻めが見事にハマり、新しい顔をのぞかせています。勿論、基本の“受け”はもっていますが、
違う一面を見せることにファンの皆さんはどう思うのでしょうか。
WARで激闘を見せ、ただのアイドルではないことを証明してみせた河愛選手。
そのWARで闘った三津谷選手が長期負傷欠場となり、
彼女の分まで新世代を背負う形になっての出場ということで思うところがあるのでしょう。
そして対戦相手の佐々木選手。
彼女はWUW道場内ガチ最強と噂され、今やファンの間でも一番人気となっています。
高めの身長にスタイルの良い筋肉質な体つき、常に相手を見下す余裕と表情、そして底知れぬ実力・・・。
格闘色の強いハイブリッドプロレスを提唱するWUWにとってWARで起こった大事件、
エース深田がSSSアイドル桜庭にズタボロの無様な敗北を喫したことは忘れられないはずです。
自分達の信じるエースが、SSSアイドルに蹂躙され悔し涙と嗚咽と共に
マットに沈められたあの日を。怒りを。この一戦にぶつけるハズです。
奇しくも一回戦の相手は“美少女アイドルレスラー”河愛杏里。払拭するには絶好の獲物が目の前にはいるのです。

試合内容は、河愛選手の“受け”が三津谷戦で磨かれ、成長を遂げたことで佐々木選手の攻撃になんとか耐えるといった構図です。
途中から佐々木選手の“弱点”が浮き彫りになり、試合の流れが大きく変わっていくのですが・・・。
皆さんの予想通り、佐々木選手の強すぎる攻撃に対し、河愛選手が壊されるのではないか?というシーンは多々見受けられます。
しかし、相手の弱点を探し、付け入ることで試合の流れを掴めるということを
今回は示したかったですし、その部分も含め試合は互角にだと思います。
お互いに背負うものがあり、尚且つ自分の方が絶対的に強いと思っていた、
又は周りが思っている中で理不尽な攻めを食らい、敗北への道へ堕ちていく姿は、醍醐味の一つ。
第一試合も含め、この試合も決着は涙を流し勝者と敗者が完全に浮き彫りになっていきます。
ここまでやるのがSSSGP。感情も含めて闘いだということをAブロックでは強く押し出しています。


長い間時期があいてしまいましたが、やっとここまで来ることが出来ました。
新世代育成、そしてレジェンドがレジェンドたる所以になるまでの実績を引っさげるまでになり、超豪華メンバーでお贈りするSSSGP。
ここまで形成できたのは、間違いなく応援してくれている皆様のおかげだと思っています。
今、日本キャットファイトの歴史が創られている真っ只中。
そして価値ある1ページを刻めたことに感謝して。



2011 4/26 C.Ronald